工事現場の水たまりで捕獲されたワニのような口を持つ古代魚、アリゲーターガーが、魚津水族館で展示されることになりました。
毛田千代丸アナウンサー:「網にかかりました。あ!ああ!出てきた。アリゲーターガーとみられる魚、出てきました。網の中に入りました」
21日、富山市内の工事現場の水たまりで魚津水族館の職員によって捕獲されたアリゲーターガー。
全長は84センチ、体重は2・9キロで性別は不明です。
アリゲーターガーはワニのような長い口と鋭い歯が特徴の、いわゆる古代魚です。
原産は北米で、世界最大級の肉食淡水魚としても知られています。日本では生態系に影響を与える危険性があるとして2018年に特定外来生物に指定されました。
魚津水族館では、誰かがペットとして飼っていたアリゲーターを違法に放流した可能性が高いとみていて、観賞魚の飼育について啓発するため展示することを決めました。
アリゲーターガーの標本は、富山県魚津市の魚津水族館で5月25日と26日の2日間限定で展示されます。
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