奈良県葛城市の当麻寺で14日、伝統の仏教行事「練供養会式」が行われた。千年以上の歴史があるとされ、3月に国の重要無形民俗文化財に指定されたばかり。一夜で「当麻曼荼羅(まんだら)」を織り上げたとされる中将姫が、二十五菩薩に導かれ極楽浄土に旅立ったという伝説にちなむ。荘厳な装束と面を着けた菩薩たちが、浄土を表す「曼荼羅堂」と現世に見立てた「娑婆(しゃば)堂」との間を練り歩く姿に、多くの参拝者が見入っていた。【時事通信映像センター】
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