アナウンサーがカメラ片手に、気になるお店を食べ歩く「めしぶら」。今回は奥秋アナウンサーが愛して止まない洋食店と、米麹を使った「あの」飲み物を紹介します。

--奥秋直人アナ(TUFアナウンサー)「今ちょうどお昼の時間です。私は今TUF本社前にいます。きょうはこのカメラを1人で持って、おいしいものを探してきたいと思います。行ってきます!」

ということで高速に乗っておよそ50分、向かったのは奥秋アナのふるさと、郡山市。

--奥秋アナ「いや~お腹すいた~。ご紹介したいのがこちら『ローマの太陽』さんでございます。ちょうど準備中の時間なんですが、特別にきょう取材させていただけるということで、お腹すきました。早速、中にいきましょう!」

--奥秋アナ「こんにちは~。すみません、準備中なのに。よろしくお願いします!」

--奥秋アナ「実はこちらのお店、以前は違う場所にあったんですけれども、その頃からず~っと通っていまして、私の両親、私、そして私の子ども。3世代でお世話になっているというお店なんです。」

ローマの太陽は創業47年。オーナーは小さい頃から料理好きで、それが講じて料理の世界に飛び込みました。ちなみに店の名前の由来は、以前行ったローマで見た夕陽がとてもきれいだったからだそうですよ。

--奥秋アナ「私がいつも頼むのはこちらの〝コンビメニュー″というものなんですね。好きなものを2つ選んでセットにしてくれるというものなんですよ。じゃあ早速ですが、頼んでいいですか?コンビメニューの中から〝井坂煮″とエビの〝ボンマリ″のセットで。」

メニュー表を見ながら待つこと10分。

--奥秋アナ「きたきたきた~!ありがとうございます!さあこれが、コンビメニューのセットになります。洋食屋さんなんですけれどもおみそ汁とか漬物が付いている、これがまたいいんですよね~。そして私がよく食べる〝井坂煮″とエビの〝ボンマリ″。ボリューム満点じゃないですか?」

--奥秋アナ「では、いただきます!まずはこの井坂煮から。おいしそう!ん~とろけますね。そしてこちら、自家製のタルタルがついています、エビのボンマリ。ん~!これなんですけど、〝エビとカニクリームの合わせフライ″ということなんですね。おいしい!」

私が一番大好きな「井坂煮」は、国産の豚肉を柔らかくなるまでリンゴなど数種類の材料で煮込んだものです。

それにしてもなぜ、洋食にみそ汁とお新香がついているのでしょう?

--渡辺恒雄さん(ローマの太陽 オーナー)「私は食べやすさに一番こだわっていて、洋食を食べたときにさっぱりしたみそ汁とかお新香を食べることによって、すごくバランスの良い食事になるかなと思って。」

郡山市の老舗洋食店は、お客さんの身体も気遣う人気店なのでした。

手作りにこだわった「飲む点滴」

--奥秋アナ「いや~お腹いっぱいになりましたが、やっぱり甘いものもいただきたくなりますよね。ということで続いてご紹介するのは、その甘いものなんですがヒントは〝飲む点滴″です。」

--奥秋アナ「到着しました。郡山市の国道4号から一本入ったところにある、こちらが私がご紹介したい阿部こうじ店です。」

阿部こうじ店は明治38年創業。およそ120年にわたってこだわりの麹を作り続けてきた老舗です。

--奥秋アナ「では早速、甘酒いただきま~す。ん~、この優しい甘みがたまらないですよね。またお米の食感も感じられますので、すごくその食感も楽しめるんですよね。」

郡山産のあさか舞を長年使い続けてきた木箱で発酵させた米麹を使ってつくった甘酒。こだわりは・・・?

--阿部幸永さん(阿部こうじ店 5代目)「手づくりの麹で作った、良質な麹でつくった製品がほとんどなので。」

伝統に甘んじることなく、5代に渡って腕を磨き続けてきた阿部こうじ店はこれからも手づくりにこだわり続けます。

【紹介した店舗情報】
ローマの太陽(福島県郡山市久留米)
阿部こうじ店(福島県郡山市本町)

『ステップ』
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2024年5月13日放送回より)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。