ニデックの水冷装置の模型

ニデックは19日、人工知能(AI)半導体を使ったデータセンター向けの水冷装置の累計出荷台数が5000台に達したと発表した。液体を循環させて画像処理半導体(GPU)などを冷やす。米サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューターと共同開発し、タイの工場で生産している。

生成AIサービス向けのサーバーは、データ処理量が多いため、従来のサーバーよりもGPUが熱を帯びやすい。ニデックは水冷装置のほか、配管接続部品や金属冷却板など関連部品の増産も急ぐ。

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