じもとホールディングス(HD)は23日、傘下のきらやか銀行と仙台銀行を通じて半導体などの商社、レスターへの総額100億円のシンジケートローン(協調融資)に参加したと発表した。SBI新生銀行が主幹事を務めた。岩手銀行など9行も融資に加わった。

レスターは主に半導体やその関連装置の販売や技術支援を扱う。映像や音響設備の設計や施工、太陽光発電の導入や運営管理など幅広く手掛ける。

SBIホールディングスと台湾の力晶積成電子製造(PSMC)は宮城県大衡村で半導体工場を建設する計画を進める。じもとHDは宮城県を中心に見込まれる半導体関連産業の需要拡大を狙い、SBIグループとの連携を強化する。

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