強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、川崎市の無職の少年(17)と東京・足立区の少年(17)の2人です。
警察によりますと、少年らは今年2月、川崎市川崎区の路上で出勤途中だった76歳のタクシー運転手の男性に「金を出せ」などと脅したうえ、拒否した男性の顔を殴り、胸を足蹴りするなどの暴行を加え、現金およそ9000円などを奪ったなどの疑いが持たれています。
殴られた男性は顔の骨を折るなど全治1カ月の重傷を負いました。
警察は防犯カメラの映像から少年らを特定したということですが、映像には3人組が歩く姿が映っていて、もう1人についても行方を追っています。
取り調べに対し、1人は「間違いありません、遊ぶ金欲しさにやった」と認め、もう1人は「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認しているということです。
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