神奈川県教育委員会は25日、わいせつ行為などの理由で教員6人を懲戒処分にしたことを明らかにしました。
神奈川県教育委員会によりますと、綾瀬市内の県立高校の男性教師(29)が盗撮行為で、県央地区の60代の公立小学校非常勤講師が女子児童の身体を触ったとして、県西地区の50代の公立中学校教師が女子生徒にわいせつな内容を含むメールを送信したとして、それぞれ懲戒免職処分になりました。
また、大和市の公立中学校教師(42)は走り高跳びで跳躍をためらった生徒に「お前飛べないのか、ポンコツ」などと暴言を吐きました。
その後、生徒は跳躍しましたが、マットの外に落ちて頭を負傷し、外傷性てんかん等の後遺症を負ったということです。
真鶴町の小学校では、男性教師(45)が園芸用の支柱とゴムひもで自作した走り高跳びの道具を児童に使わせていました。
児童が誤って手を放したことで、ゴムひもによって勢いが付いた支柱が別の児童の顔にぶつかり、左目を失明したということです。
この他にも大和市の公立小学校教師(30)が去年11月、自動車を運転中に道路上で立ち止まっていた歩行者に衝突し、死亡させる事故があったことも明らかにされました。
県は大和市と真鶴町の教師3人を減給処分としています。
県教委は「不祥事の根絶に向け、今後も引き続きあらゆる機会で指導を徹底し、学校教育の信頼回復に努めて参ります」とコメントしています。
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