広島修道大学は24日、2027年4月に新設を予定する農学部(仮称)について議論する第1回産学官協議会を開いた。行政や企業などと連携を深め、地域課題の解決にむけて即戦力となる人材を育成するためのカリキュラム作りを検討する。
矢野泉学長は農学部を新設する理由について「地方からの人口流出や地方再生が大きな社会問題になっている。広島は山、川、海があり、食の環境という分野の学部で地域の資源を生かすことができる」と語った。
同日の協議会では「収穫するだけの農業体験ではなく、栽培から収穫までの管理を教える座学もできる」といった提案のほか、「現場実習を重視してほしい」という要望などがあったという。
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