路線バスが病院で暴走し、車に次々と衝突しました。
バスの前方では標識が…。後方ではポールが踏み倒され、周囲には衝突された車や破損した部品が散乱しています。
24日正午すぎ、新潟県上越市の県立病院で正面玄関のロータリーを午後0時10分に出発予定の路線バスが走り出し、駐車場に止めてあった車に次々とぶつかりました。
その数は警察が確認しているだけでも13台に上ります。
車が被害に遭った人
「ここに7台から8台止まっていて、それが軒並みやられた」
「事故があったんだなと。ひとごとだと思っていたが、外に出てきて初めてうちの車じゃんって」
病院の職員も被害に遭いました。
被害に遭った病院職員
「運が悪かったなという感じ」
警察によりますと、バスの運転手は搬送時、意識がはっきりしない状況で、病院で治療を受けていますが、この事故によるけがか病気かは分かっていません。
バス会社によりますと、運転手は52歳で、乗務歴は10年以上。午前5時半すぎの始業前点呼では、健康状態に問題はなかったといいます。
バス会社のコメント
「皆さんにご迷惑をお掛けしました。再発防止策を検討したい」
衝突された車に乗っていた人はおらず、またバスにも乗客はいなかったため、けが人は確認されていません。
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