滋賀県長浜市で昨年7月、小1男児が放課後児童クラブの活動中にプールで溺れて死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた学童保育所元園長大谷琢央被告（50）＝同市＝の公判が24日、大津地裁（西脇真由子裁判官）であり、検察側は懲役1年6月を求刑した。弁護側は執行猶予付き判決を求め、結審した。判決は来年1月27日。
検察側は論告で、被告は遊泳中の監視を怠ったと指摘。事故理由について「自らの慢心」と抽象的に述べただけで「真摯な反省はうかがえない」とした。弁護側は最終弁論で深く反省し社会的制裁も受けたと主張した。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
