沖縄本島北部の米軍北部訓練場で、北大西洋条約機構(NATO)加盟国など米軍以外の第三国の兵員20~40人程度が毎年訓練を受けていると、在沖米海兵隊は24日までに明らかにした。日本政府は、第三国の兵員による訓練目的での米軍施設利用は「一般的に日米安全保障条約の趣旨とは異なる」(外務省)と説明。防衛省沖縄防衛局は「米軍に事実関係を確認中」としている。
在沖米海兵隊によると、NATO加盟国など「パートナー国」の兵員が訓練や視察を定期的に行っている。北部訓練場は「インド太平洋における最高のジャングルの訓練施設で、いかなる危機にも対応できるよう準備する重要な役割」とも説明した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。