兵庫県加東市の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で2021年、立体迷路施設の床が抜け、転落した6人が重軽傷を負った事故で、神戸地検は23日、業務上過失傷害容疑で書類送検された当時の支配人ら3人を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。
事故は21年10月10日に木造5階建ての「カラクリ迷宮のお城」で発生。3階部分の床が落下し、当時7〜38歳の6人が腰の骨を折るなどした。
消費者安全調査委員会は床板を支える梁(はり)が腐っていたのが事故原因とする報告書を発表。県警が今月6日、点検項目を履行せず専門家による点検も怠った疑いなどで3人を書類送検していた。〔共同〕
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