日本将棋連盟の本部「将棋会館」は1976年に東京 渋谷区千駄ヶ谷に建設され、数々の名勝負の舞台となってきましたが老朽化のため現在の会館から程近い、JR千駄ヶ谷駅近くのビルに移転が進められています。

23日は旧将棋会館で最後となる対局が行われ、八大タイトルの1つ「竜王戦」の「ランキング戦」や「王座戦」の予選など、10局が行われます。

このうち、竜王戦「ランキング戦」の森内俊之 九段と、郷田真隆 九段の対局では、先手の森内九段が飛車先の歩を突くと、後手の郷田九段も歩を動かして応じ、歴史ある将棋会館で最後となる熱戦が幕を開けました。

将棋連盟によりますと、移転先となる新しい会館には12の対局室が設けられ、最大で26の対局を同時に行うことができるということです。

新しい将棋会館では来年1月6日に新年の「指し初め式」が行われ、7日から公式戦の対局が始まります。

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