全日空などによりますと、22日午後7時ごろ、岩国市にあるアメリカ軍と軍民共用の岩国錦帯橋空港に「複数のドローンが入ってきている」と国土交通省の事務所から全日空に連絡があり、滑走路が一時、使えなくなりました。

このため、羽田空港からこの空港に向かっていた全日空の1便が着陸できなくなり、上空で待機した後、燃料補給のため目的地を変更して、広島空港に着陸しました。

午後8時すぎに滑走路の運用が再開されたため、この便は岩国錦帯橋空港に向かい、当初の予定より3時間ほど遅れて到着しました。

この影響で、折り返しで羽田空港に向かう便も出発が3時間ほど遅れ、2つの便の乗客、あわせておよそ250人に影響が出たということです。

警察は、ドローンが飛んでいたかどうかなど、詳しい状況を調べています。

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