米軍横田基地に向かう自治体の職員ら(岡本太撮影)
米軍横田基地(東京都福生市など)から今年8月、有機フッ素化合物(PFAS)を含む汚染水が基地外に流出した疑いがある問題で、国と東京都、周辺自治体は20日、基地に立ち入り、汚染水の漏出があった消火訓練エリアや貯水池などを視察した。今後、地下水への影響や広がりなどを特定するため、日米地位協定の環境補足協定に基づく本格的な調査がどのような形で実現するかが焦点になる。(松島京太、岡本太、原田遼) 午前8時40分ごろ、福生市の横田基地第5ゲートから防衛省や外務省、環境省、都、基地周辺5市1町の職員約20人が基地内に入った。参加者によると、立ち入りは約1時間で終了し、米軍側から説明を受けた。都と周辺自治体でつくる連絡協議会が11月に国と米軍に基地内で直接説明するよう立ち入りを要望、日米で調整していた。◆米軍、貯水池の15万リットルを焼却処分、残る水「適切に管理」
防衛省や都によると、米軍は漏出した汚染水について「地下の雨水排水管へと流れ、最終的に基地南西部に流れた」と改めて説明。短期的な再発防止策として、10月末までに貯水池から約15万リットルの水を抜き取り、焼却処分したと明らかにしたという。残る水は依然高濃度とみられ、米軍は「適切に管理する」とした。 国は今後、環境補足協定に基づく立ち入り調査の実施について関係自治体などと検討を進める。国として貯水池の水を採取し、PFASの濃度を調べることなどを想定しているという。 補足協定に基づく調査は、米軍側に拒否されて実現しないケースも少なくなかった。神奈川県の厚木基地などで実施例がある。 横田基地では8月30日、豪雨の影響で、貯水池から汚染水約4万7000リットルがあふれ、米軍が10月、基地外に流出した可能性が高いと日本側に伝達した。横田基地ではほかにも2010~23年に少なくとも計8回の漏出事故があったが、米軍はいずれも基地外への流出は認めていない。PFASは泡消火剤などに含まれ、発がん性が懸念されている。 ◇◆汚染水漏出の原因究明にはほど遠く
有機フッ素化合物(PFAS)を含む汚染水の漏出問題を巡り、米軍横田基地(東京都福...残り 897/1794 文字
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