冬の空に謎の“一筋の光”。“火球”ではなかった、その正体は。
空を横切っていく光の筋。比較的ゆっくりで、消えることはありません。映像は19日、鹿児島市で撮影されました。
撮影した川畑友和さん
「空見たらフワーって流れていく物体があったんで、最初は流れ星とか隕石(いんせき)?ひょっとしてUFO(未確認飛行物体)とか、色んなのが頭をよぎったんですけど…」
確かに流れ星といえば、特に明るいものは火球と呼ばれ、一瞬のまばゆい光の後、すっと消えてしまうもの。
20日朝も神奈川県平塚市で、あっという間に光っては消えました。
今回、撮影されたものは様子が違います。一体、何なのか、専門家に聞きました。
平塚市博物館 天文担当 藤井大地学芸員
「人工の流れ星ですね」
人工の流れ星とは、どういうことなのでしょうか。
平塚市博物館 天文担当 藤井大地学芸員
「人類は打ち上げる人工物がかなり増えているんですね。実は近年は落下が増えています。特徴がですね、非常に長くゆっくり光り続けている」
藤井学芸員によりますと、今回、落下したのは中国の有人宇宙船「神舟17号」の一部ではないかということです。
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