中国電力島根原発2号機(手前)。奥は1号機=11月、松江市
中国電力は20日、7日に原子炉を起動し再稼働した島根原発2号機(松江市)の本格的な発送電開始を、23日に変更すると発表した。当初は25日を予定していたが、設備に異常がなく点検作業などが想定より早く終了する見通しとなったため、前倒ししたとしている。 発送電開始に先立ち、島根2号機では原子炉を一時的に停止して設備や機器の点検などを行う「中間停止」を15日に開始しており、21日には終える見込み。営業運転の再開に変更はなく、来年1月10日の予定。 島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地する。2号機は過酷事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型で、2012年の定期検査で停止していた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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