2025年大阪・関西万博を訪れる外国の賓客に対応するため、大阪府と大阪市は20日、担当部署として「大阪儀典室」を新たに設置した。接遇の司令塔となる儀典長に、前駐ルーマニア大使で元大阪府副知事の植田浩氏(64)を任命。吉村洋文知事に代わって面会に当たるほか、ビジネス目的で滞在する要人と地元企業とのマッチングを促す役割も担う。

 儀典長の下に、儀典室を含む府市の職員約60人のチームを編成。皇室関係者の訪問や、要人による万博会場外での視察にも備える。植田氏は1983年に旧自治省に入り、大阪府副知事も務めた。今年2月までルーマニア大使だった。

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