仙台空港を管轄する横浜税関は19日から「年末特別警戒」として取り締まりを強化し、新しく配備された麻薬探知犬をお披露目しました。
お披露目されたのは麻薬探知犬「ユーヌク号」です。1歳8カ月のメスのラブラドルレトリバーで、19日は訓練の様子も公開されました。麻薬の入ったスーツケースを見つけると、その前に座って合図を送ります。ユーヌク号は今月13日、仙台空港に配備されました。現在は訓練中で、来年にも取り締まりに加わります。
横浜税関は人やモノの動きが活発となる今月19日から25日までを年末特別警戒期間としていて、この日は税関長の訓示も行われました。
横浜税関 山崎翼税関長
「X線などの検査装置や麻薬探知犬なども活用し密輸阻止に取り組んでいく」
仙台空港や横浜港などを管轄する横浜税関では、今年1月から6月までに覚せい剤や大麻など約794キロを押収しました。去年の同じ時期と比べて3・2倍と大幅に増えています。
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