警察庁は20日、指名手配容疑者の捜査強化月間とした11月と準備期間の10月、全国の警察が273人を摘発したと発表した。摘発人数は前年同期と同じ。このうち殺人や強盗などの「重要事件」の容疑者は警察庁指定が0人、都道府県警指定が12人だった。  警察庁によると、273人を摘発したきっかけは、立ち回り先の捜査が最多の168人。容疑者の顔の特徴などから見つけ出す見当たり捜査が28人、職務質問が24人など。  逃亡期間は6カ月未満が256人で93・8%を占めた。このほか、6カ月以上1年未満が9人、1年以上3年未満が6人、3年以上5年未満が2人だった。

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