北九州市小倉南区のマクドナルドで中学生2人が殺傷された事件で、警察は19日、43歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。

事件発生から5日、逮捕されたのは現場近くに住む無職の平原政徳容疑者(43)。

逮捕容疑は、男子生徒の腰辺りを刃物で刺した殺人未遂容疑です。
そして、これに対して平原容疑者は「確かにその行為をしました」と認めています。

位置関係を見てみると、平原容疑者の自宅から現場となったマクドナルドは直線距離で約900メートル、車で5分ほどの距離です。
どのルートを通ったのかは分かってはいませんが、川を渡った西側にあるのが平原容疑者の自宅だったということです。

そしてこれまでの捜査で、犯行現場へは車で来て、車で逃走したことが防犯カメラ捜査などで明らかになったということです。

そして福岡県警によりますと、平原容疑者は事件の十数分前に店舗の駐車場に入っていたとみられるということです。

いろいろ情報が見えてきましたが、かなり近くに住んでいたことが分かりました。

福岡県警によりますと、現場周辺の複数の防犯カメラ映像を解析して容疑者の足取りを追う、いわゆる「リレー捜査」というのが今回の逮捕の決め手となりました。

さらに、県民や市民から映像の提供が多数あったということで、百数十の映像を5日間で捜査したということです。

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