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 全国でインフルエンザが猛威を振るっていて、学級閉鎖が急増している。また、他の感染症の流行も重なり、薬不足が深刻化。もし感染してしまった時に備え、今出来ることとは?

■他の感染症と症状重なり…インフル猛威で薬不足

 今年もあと10日あまり。年末年始の過ごし方も気になる季節だが、千葉市の東京ビジネスクリニックでは受付開始と同時に発熱外来に多くの人が並んで順番を待っていた。

おとといから子どもが発熱
「きのうの夜から発熱と。朝ちょっと嘔吐(おうと)があって。熱が38℃でぐんと上がったので、インフルエンザが心配かなと」 子どもが発熱
「小学校でインフルエンザが、はやっているみたいです」 看護師
「A型ですかね」 猛威を振るうインフルエンザ この記事の写真

 今、全国で猛威をふるうインフルエンザ。そのほとんどは症状が重く、集団感染を引き起こしやすいとされるA型だ。

2日間で3倍に

 教育現場ではインフルエンザによる学級閉鎖が全国で4126クラス以上に。2日間で3倍と急増している。

 さらに「新型コロナ」や「リンゴ病」など、インフルエンザと似たような症状が出る感染症も流行。同様の薬が処方されるため、薬不足が深刻となっている。

薬不足が深刻 遠山薬局 薬剤師 遠山伊吹さん
「こちらがせき止めの『メジコン』。かぜ・インフルエンザ・新型コロナとかマイコプラズマ肺炎などに使う薬。今、8錠しかなくて、通常一人分で42錠持っていかれるので、一人分にも満たない状況です」

 この薬はこの2週間入荷がなく、処方があると別の薬に変えてもらっているという。

市販薬であったり… 遠山さん
「万が一の時に備えて、せき止めだったり解熱剤は少し手元に持っておく、こういったことも必要だと思います。市販薬であったり、そういったものでもせき止めは出ていますので」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年12月19日放送分より)

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