関東地方を中心に相次ぐ「トクリュウ」匿名・流動型犯罪グループによる住宅への強盗事件の被害を防止しようと、倉敷市で防犯講習会が開かれました。

犯罪の実行役を集めるための手段としてSNSなどで「闇バイト」を募集し、特殊詐欺や強盗事件を繰り返す「トクリュウ」、匿名・流動型犯罪グループ。講習会は、「トクリュウ」による犯罪の被害を防止しようと玉島警察署が開いたものです。約20人が参加し、岡山市の防犯設備工事会社の社長で防犯アドバイザーの小野真人さんが、強盗被害に遭わないためのポイントなどについて話しました。

小野さんは、「普段は考えない防犯について自分や家族、地域などで考えることが対策の第一歩となる」とアドバイスしました。

(玉島警察署生活安全課 田中宏和課長)
「(「トクリュウ」による)被害はどこで発生するか分からないので、まずは備えてもらう。よその事件だと思わずいつでも被害に遭う(可能性がある)。自分は被害に遭わないという勘違いをしないでほしい」

会場には最新の防犯設備も展示され、参加した人たちは防犯への意識を高めていました。

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