酒を飲んでバイパスを逆走し、男性を死なせたとして自称・会社員が逮捕されました。
車同士が正面衝突し、23歳の内山大輝さんが死亡した事故。その逆走車とみられる当時の車の様子を対向車のカメラが捉えていました。
事故は17日午前6時半ごろに発生。映像が録画されていたのは午前6時21分。事故の起きた9分ほど前の映像です。
追い越し車線を走っていると対向車が突然、目の前に迫り、運転手は直前でかわすことができました。
さらに、映像の20分ほど前の午前6時ごろ。
17日午前6時ごろの通報
「バイパスに止まっている車がある」
警察は情報を受けて駆け付けると、逆走した車はバイパスの上り線、坪井インターチェンジの手前に止まっていたといいます。
警察が声を掛けると、車は急に走り出して逃走。一度バイパスを下りた後、下り線の降り口から逆走。その後、正面衝突したとみられます。
現場を目撃した人は…。
現場を目撃した人
「あそこは逆走はしにくいのでは」
起こるはずがなかったという今回の事故。
逆走車を運転していた渋谷颯太容疑者(24)はアルコールの基準値を超えながら、逆走が始まったとみられるインターチェンジから事故現場まで約1.5キロもの間、走行を続けていたとみられます。
警察は過失運転致死の疑いなどで渋谷容疑者を逮捕。取り調べに対し、容疑を認めているということです。
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