福島県いわき市の常磐病院が導入したDMATカーは、大規模災害が起きた時に現場で救急医療を提供する医療チーム「DMAT」の活動を支える車両だ。この車には、人工呼吸器や電動ストレッチャーなどが装備されている。
常磐病院の新村浩明院長は「災害医療の支援はとにかく迅速性が求められているので、DMATカーを用いて、とにかく早期に現場に駆け付けることを第一の目標として頑張っていきたい」と話す。
DMATカーの導入にかかる費用は、いわき市の東洋システムからの寄附とクラウドファンディングで賄われた。東洋システムの庄司秀樹代表取締役は「通常の救急車よりも高規格、機能を持った救急車を寄贈させていただき非常にありがたい」と話した。
今後、災害が発生し常磐病院のDMATが出動する時には、この車両で現場に急行し治療にあたるという。
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