18日、原爆慰霊碑を訪れたのは、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の箕牧智之代表委員と田中聰司代表理事、それに、授賞式に出席した「高校生平和大使」で、広島市の基町高校2年の甲斐なつきさんです。

3人は慰霊碑に花を手向けると「ノーベル平和賞をいただいたことをご報告申し上げます」と、ことばをかけ、原爆の犠牲になった人たちに手を合わせていました。

報告のあと、箕牧さんは「来年で原爆投下から80年がたつが、世界の人が平和を考えるきっかけになってほしい」と話していました。

また、甲斐さんは「被爆した自分の曽祖父や曽祖母の思いが後世につながれているということを、天国の2人に伝えたいと思います」と話していました。

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