東京オリンピック・パラリンピックをめぐる談合事件で、東京地裁は、イベント制作会社「セレスポ」に罰金2億8000万円の判決を言い渡しました。

「セレスポ」と元専務の鎌田義次被告(61)は、組織委員会が発注したテスト大会と本大会の運営業務で、事前に落札企業を決めるなどした独占禁止法違反の罪に問われています。

東京地裁は判決で、「大手事業者を含む7社が関与した大規模な入札談合事案で、公正かつ自由な競争を阻害した程度も大きい」と指摘し、セレスポに罰金2億8000万円、鎌田被告に懲役1年10ヶ月、執行猶予4年を言い渡しました。

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