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『日本新三大夜景』が決まりました。これは、3年に一度、夜景観光士という“夜景観賞のプロ”約6600人によって選ばれた都市のことです。

■「日本新三大夜景」が決定

日本新三大夜景に選ばれたのは、横浜市・長崎市・北九州市です。

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横浜市は、ランドマークタワーや赤レンガ倉庫など、夜景スポットが豊富で、イルミネーションなど、夜間イベントも人気な街です。

北九州市は、街の発展を支えてきた製鉄所などが照らす“工場夜景”や、『皿倉山』の展望台から見下ろす全景など、バリエーション豊かな夜景が楽しめます。

そして、長崎市。どのような夜景でしょうか。

◆NCC長崎文化放送・牛島ひかりアナウンサーに聞きます。

牛島ひかりアナウンサー                                             「今回、『日本新三大夜景』に長崎市が選ばれたということで、長崎文化放送スタッフ一同、気合を入れて、絶好の夜景スポットを探しました。皆さん、ご覧ください。長崎市の女神大橋、長崎港、さらには、稲佐山。長崎市の景色、夜景を一望することができます。また、今年10月に開業したサッカースタジアムを中心とした複合施設・長崎スタジアムシティも望むことができます」

(Q.長崎市では、夜景の輝き方にも特徴があるそうですね?)

牛島ひかりアナウンサー                                         「実は、長崎は坂道が多い街、坂の街なんです。そのため、下から上まで輝きがはっきり見えまして、立体的でダイナミックな輝きになるのが特徴です。『1000万ドルの夜景』とも呼ばれています。いま、お邪魔しているこちらの場所は、夜景が美しく見えるホテルの屋上で、宿泊客にも人気のスポットです。岩手県からお越しの方にお話をうかがいましたが、「長崎の夜景を楽しみに来た」とおっしゃっていました。長崎は、地形が“すり鉢状”になっているため、下から見上げながら、街を歩いていても夜景を楽しむことができます」

(Q.ほかにも夜景スポットがたくさんあるのでしょうか?)

牛島ひかりアナウンサー                                            「もちろんです。代表的な観光スポットとして、稲佐山があります。標高333メートル、東京タワーと同じ高さです。ここからも長崎が一望できて、多くの観光客でにぎわいます。また、異国情緒あふれるグラバー園や大浦天主堂など、歴史ある建造物のライトアップも魅力の一つです。今回、長崎市は、4度目のノミネートとなりましたが、長崎市の夜景による経済効果は、1年で150億円以上を生み出したともいわれています。 3年前には、モナコ・上海と並んで『世界新三大夜景』にも 再認定されています。西九州新幹線の開通や長崎スタジアムシティの開業で、いま、100年に一度の変革のときといわれている長崎県。今回の受賞で、長崎をさらに盛り上げてくれそうです」 この記事の写真を見る
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