柔道の合宿で撮影された写真には、がっちりと子どもの首を固める男の姿が写っています。
苦しそうな表情を浮かべ、今にも泣き出しそうな子どもとは対照的に、笑っているように見えます。

千葉県の柔道教室の塾長・石野勇太容疑者(32)。
2024年5月、11歳の教え子の首を絞めた暴行の疑いで、12月16日に逮捕されました。

石野容疑者の逮捕は2度目で、最初の逮捕も教え子への暴行でした。

教え子の口に無理やりしょうゆを流し込む、石野容疑者。
もはや柔道とは全く関係ありません。

そして、この時も苦しむ教え子の顔を見て笑顔を浮かべていました。

柔道教室の内情を知る保護者によると、指導の際にも不気味なまでの笑顔を見せていたといいます。

柔道塾の内情を知る保護者:
子どもが泣きながらなんですけど、笑いながら背負い投げしていた。(教え子を)泣かせることが生きがいじゃないですけど、「痛いだろ!ハハハッ!」みたいな。

笑っていたかと思えば、突然怒り出すこともあったという石野容疑者。

柔道塾の内情を知る保護者:
いつか捕まるんじゃないかなって思ってたのが現実になったし、まだ余罪はたくさんあるんじゃないのかなって…。

調べに対し、「自分は腕を首に回しただけだと思っていた」と容疑を一部否認しているということです。

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