さいたま市によりますとことし8月、市内を流れる藤右衛門川の南区の流域で水質検査を行ったところ、有機フッ素化合物の「PFAS」の一種で有害性が指摘されている「PFOS」と「PFOA」が国の暫定目標値の3倍を超える濃度で検出されました。

さらに市が川につながる雨の排水路の水も検査したところ4キロほど上流の浦和区で2つの物質が暫定目標値の240倍の濃度で検出されていました。

さらに各地で水質調査を進めたところ、浦和区上木崎にある会社の敷地内の湧き水から暫定目標値の360倍の濃度が検出され、17日、発生源として公表しました。

会社はオフィスビルで汚染とは無関係だとみられるということです。

市では、水道水などへの影響はないものの、周辺の住民に対し井戸水を飲まないよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。