マッチングアプリを通じて知り合った日本人女性を名乗る人物のうその話を信じ込み、山口県宇部市の医療従事者の男性が暗号資産1100万円相当をだまし取られたことがわかり、警察は恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取るロマンス詐欺事件として調べています。
宇部警察署によりますと宇部市の医療従事者の男性(30代)は今年4月、マッチングアプリを通じて日本人女性を名乗る人物と知り合ってやりとりしていたところ、この人物から「私はおじのもとで投資の勉強をして5万ドル以上稼いだ。一緒に投資の勉強をしよう」などと言われ、暗号資産の投資や専用サイトでのアカウント作成を勧められました。
男性はその後、指示通りに投資手続きをしましたが、この人物や人物のおじを名乗る人物、出金担当を名乗る別の人物から「利益の出金には保証金を支払う必要がある。支払わないと違約金が発生する」などと言われ、これを信じた男性は6月2日から9月9日にかけて10回にわたり、指定されたコインアドレスに暗号資産1104万円相当を送金し、だまし取られたということです。
警察は恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取るSNS型のロマンス詐欺事件として調べるとともに、「SNSでお金を要求するのは詐欺の手口」として注意を呼びかけています。
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