大阪・北新地のクリニックでガソリンを持った男が火を放ち、26人が犠牲となった事件から17日で3年となりました。

2021年12月17日、大阪・北新地の心療内科クリニックに、男がガソリンを撒いて火を放ち、院長の西澤弘太郎さん（当時49）や、スタッフ、患者あわせて26人が死亡しました。

事件から3年となった17日、現場には朝から遺族や元患者らが訪れ、祈りを捧げました。

【息子を亡くした遺族】「つらいことやね。自分の人生がころっと変わりましてね。とにかく8カ月はほとんど寝れなかったです。涙が出て涙が出て、一生分泣いたのと違うかと思うぐらいね」

警察は、クリニックの患者だった谷本盛雄容疑者（当時61）を犯人と特定しましたが、自らもこの事件で死亡したため、不起訴処分となっています。

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