両陛下は、午前10時半前に、特別機で羽田空港を出発されました。
そして、午前11時半前に石川県輪島市の能登空港に到着し、出迎えた馳知事などとあいさつを交わされました。
ことし9月の豪雨による川の氾濫や土砂災害などで、輪島市では、能登半島全体の死者の3分の2にあたる10人が亡くなり、1250棟余りの住宅が壊れたり水につかったりしました。
能登半島の被災地への訪問は、3月と4月の地震被害のお見舞いに続きことし3回目で、両陛下は、知事と輪島市長から被災状況などについて説明を受けたあと、川の氾濫で大きな被害が出た現場を訪ねられる予定です。
側近によりますと、両陛下は、地震と豪雨の二重被災で厳しい生活を送っている人たちを案じていて、避難所で被災した人たちを見舞うほか、災害対応にあたった関係者をねぎらわれます。
また、この時の豪雨で被害を受けた珠洲市と能登町の市長や町長からも、被災状況などについて説明を受けられる予定です。
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