父親からの性被害を実名で訴えている女性が、父親が初公判で無罪を主張したことに対し、「どこの世界に父からの性行為を受け入れる娘がいるのでしょうか」とコメントしました。
16日、富山地裁で当時16歳だった実の娘に対する準強姦罪に問われている大門広治被告(53)の初公判が開かれました。
大門被告は「性行為をしたことは間違いないが、逆らえない状態ではなかった」と無罪を主張しました。
これを受け、娘の福山里帆さん(24)は「父はこの法廷でも、父として、大人として、人としての責任を果たしませんでした。どこの世界に父からの性行為を受け入れる娘がいるのでしょうか。今、被害を受けている子どもたち、被害を受けた子どもたちが勇気を持って一歩を踏み出すためにも、父が厳正に裁かれますことを心から祈ります」とコメントしました。
来月23日には福山さんの証人尋問が行われる予定です。
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