人気漫画のキャラクターが安全運転を呼びかけます。12月16日、岡山市の高速道路のサービスエリアで年末年始の事故防止を呼び掛けるチラシが配られました。
「運転に疲れた時は、休憩が推し」
16日、岡山市北区の吉備サービスエリアでドライバーに配られたチラシです。
倉敷市出身の漫画家、平尾アウリさんの人気作品「推しが武道館いってくれたら死ぬ」、通称「推し武道」の主人公が安全運転を呼びかけています。交通量が増える年末年始の事故防止を図ろうと岡山県警が作成したもので、16日、警察官ら約20人が「武道館」にちなんでぶどうパンと一緒に配りました。
県警によりますと15日までに県内で発生した交通事故で死亡した人は56人と、2023年の同じ時期と比べて10人増えています。一方で、高速道路での死亡事故は2024年は県内で発生しておらず、年内になければ1979年以来45年ぶりだということです。
(岡山県警高速道路交通警察隊 大西洋幸副隊長)
「交通安全や交通事故防止は身近でありながら、気に留めない人が多い。そんな中で人気のある漫画などを利用して少しでも多くの人に見てもらい、気にしてもらうことが大切」
岡山県警は1月6日まで年末年始の事故防止を図る県民運動を行い、取り締まりを強化しています。
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