和歌山県串本町で予定されていた民間の小型ロケット「カイロス2号機」の打ち上げは、14日に続いて強い風の影響で延期となりました。

■期待の民間ロケット 強風で…

司会者
「延期になるという…ことです」

 14日に続いての延期にあちこちから落胆の声が。

見学者
「仕事休んでまで来たのに…」
「ショック〜」
「きのうからの…」
「悲しいなぁ…」
「(Q.次も来ようという気持ちは残ってる?)有休があと1日やけどな。もう多分、そこに充てることになる」

 宇宙ベンチャー企業が開発したロケット「カイロス2号機」。

 人工衛星を地球の軌道に投入する計画で、成功すれば民間単独としては日本初となる快挙でした。

 今年3月、初号機が打ち上げ直後に爆発してから9カ月。リベンジはお預けとなりました。

 ロケット発射場がある和歌山県の知事は、次回に期待すると話します。

和歌山県 岸本周平知事
「ちょっと負け惜しみに聞こえるような感じが…残念な気持ちは少しございますけど、再チャレンジしていただくのを期待を持ってお待ちする以外ないと。ますます期待が膨れて爆発しそうですけれども」

 延期の原因は14日と同じく上空の強風だそうです。

カイロスを開発 スペースワン 阿部耕三執行役員
「3月もたくさんの皆さんに応援してもらってああいうことになりましたし、今度こそということで、きのうきょうと臨んで延期ということになっていて、本当、次こそはという思いもありますし、引き続きご声援いただければ大変ありがたいと思っています」

 次の打ち上げは18日で調整されているということです。

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