一年の無病息災を願い、正月の縁起物として用いられる「七草かご」の出荷が始まりました。
東京・江戸川区の「植重農園」では、新春を祝う縁起物として春の七草を寄せ植えした鑑賞用の「七草かご」を40年ほど前から年の瀬に販売しています。
農園では地元ゆかりの江戸東京野菜「亀戸大根」「金町小かぶ」を使い、9月に種を撒き、栽培方法が異なる七草それぞれを手間暇かけて栽培しています。
鉢植えの土には真冬の雪に見立てた真っ白な石が敷かれます。
今年は猛暑が続いて生育にも影響が出ましたが、例年通りの時期に出荷できました。
植重農園 首代一重代表
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろです」
「(Q.これから本格的な繁忙期ですね?)来週あたりが一番忙しいかな」
植重農園では大小合わせおよそ2000鉢の「七草かご」を生産していて、全国に向けた出荷作業は12月下旬まで続く見込みです。
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