東京・世田谷区で一家4人が殺害された事件から24年となるのを前に、警視庁が情報提供を呼び掛けました。

 2000年12月30日、世田谷区で宮沢みきおさん(44)と妻の泰子さん(41)、長女のにいなちゃん(8)、長男の礼君(6)の一家4人が殺害されました。

 事件から間もなく24年、これまで警視庁は延べ29万5700人以上の警察官を投入し捜査していますが、事件は未解決のままです。

警視庁 成城署 須山浩道署長
「犯人を必ず検挙するという強い信念で捜査を続けていきます。今だから話せるということもあろうかと思いますので、些細(ささい)なことでも積極的な情報提供をよろしくお願いいたします」

 一方、事件の解決を願う有志の会は、DNA情報から容疑者の年代などを早期に特定した海外の研究事例を挙げ、現在は未整備の日本のDNA捜査の法制化を訴えました。

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