12日に京都の清水寺で1年の世相を表す「今年の漢字」が発表され、「金」が選ばれました。街の人が選んだ今年の漢字は?
■石破総理「良くも悪くも今年を象徴」
今年の漢字に選ばれた「金」 この記事の写真応募総数22万票余りうち、およそ1万2000票を集めて今年の漢字に選ばれた「金」。2位は「災」で、3位は「翔」でした。
「金」が選ばれた理由は、パリオリンピックでの日本の金メダルラッシュのほか、自民党派閥の裏金問題、闇バイトによる金目当ての強盗が相次いだことが挙げられています。
石破茂総理大臣 今年の漢字は謙虚の「謙」石破茂総理大臣
「良くも悪しくも、今年を象徴する言葉だったなと深い感慨をもって聞きました」 2000年と2012年も「金」 2016年と2021年も「金」
「金」が選ばれたのは、過去30年で5回目です。
街の人にとって、今年1年はどんな年だったのでしょうか?漢字一文字で答えてもらいました。街ゆく人に今年の漢字を聞くと、暗くネガティブな漢字が多い印象です。
兵庫県 斎藤元彦知事 60代「乱れるっていう『乱』かな。私ら元々兵庫県出身で、斎藤県知事のあれもいろいろテレビとかネットなんかで二転三転したりとかして。自民党政権も」 「高」を選んだ街の人 50代
「私は高い、高低の『高』いっていう字ですかね。何でもかんでも上がったじゃないですか、いろんな値段とか野菜でも何でも」 「忍」を選んだ街の人 会社員 50代
「忍耐力の『忍』で。会社の教育担当をしているから、人材不足で現場で耐え忍んでいるところがありますよね。教える立場もハラスメントとかなっているじゃないですか」
一方、ポジティブな漢字を挙げる人もいました。
「前」を選んだ街の人 会社経営者 30代「『前』っていう漢字じゃないですか。僕レストランをいくつか経営しているんですけど、今年初めて海外に出たんですよ。一日もサボらず、実直に日本人らしく戦いたいなと思っています」
(「グッド!モーニング」2024年12月13日放送分より)
この記事の写真を見る鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。