関東で相次ぐ強盗事件のうち、「闇バイト」の報酬を受け取りに来た男性に暴行し、車に監禁したなどの罪に問われている男2人が初公判で起訴内容を認めました。
饗庭元被告(21)ら2人は8月、さいたま市の公園で「闇バイト」の報酬を受け取りに来た30代の男性に暴行して車に監禁し、現金を脅し取ろうとした罪に問われています。
さいたま地裁で12日に開かれた初公判で、2人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、この事件は男性が他の組織でも闇バイトをしようとした責任と称して現金を脅し取ろうとしたもので、2人も闇バイトに応募し、「赤西」「ゴッサム」という指示役から指示を受けていたと指摘しました。
被告人質問で饗庭被告は「ここでやめたら自分も同じ目に遭うと思い、止められなかった」と話しました。
検察側は饗庭被告に懲役3年6カ月を求刑し、弁護側は執行猶予を求めました。
判決は23日に言い渡される予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。