富士山が屋根に乗ったように見えるローソンに外国人観光客が殺到している問題。別の店舗にも集まり、迷惑行為に及んでいることが分かりました。
■「道の両側に」6日も人だかり 危険横断も
6日もいっぱい人が集まっていました。山梨県富士河口湖町のあのコンビニエンスストア。まるで屋根の上に富士山が乗ったような写真が撮影できるローソンです。 様々な国からやってきた人たちが、一斉にスマートフォンを構えます。こちらの男性はメキシコから― メキシコからの観光客「半年前から日本でどこに行こうか探していたんだ。ここで富士山が見たいと思ったんだよ。富士山の近くに行こうとは思わないけどね」 こちらの2人はブラジルから― ブラジル?からの観光客
「写真を撮るために待っている人がたくさんいるね。道の両側にもいるよ、少し奇妙だね」 あまりに多すぎるのです。そして危険でもあります。 こちらの人も、同じにように平気で渡ります。国によっては普通のことかもしれませんが、危険は危険です。 次のページは ■黒幕設置工事すすめるも…別店舗にも殺到
■黒幕設置工事すすめるも…別店舗にも殺到
コンビニ向かいの歩道に人が集まることを防ぐため、町は、目隠しの幕を張ることを決めましたが…
(山木翔遥アナウンサー報告)「自治体が黒幕を設置する工事を進めていますが、いまはまだポールしかありません、多くの観光客が来ているためか、警備員が巡回する様子もあります」 警備員
「いまは向こう行けません。人間、渡れない。あれ(信号)が変わって青になるじゃん。そうしたら渡れる。そうしないとみんな危ない。わかる?」 はたして通じたのでしょうか?実は、別の場所にも多くの観光客が集まっていました。 車で5分ほど走っていくと… 別のローソンです。ここには、次々と観光バスが到着しています。目的はやはり写真撮影。ただ、事情を知らず観光バスで連れてこられた人もいるようです。 タイからの観光客
「なぜだかわかりませんが、ここで写真を撮ってる人は見ました」 ローソンは、2つの店舗に歩道で撮影したり、道路を横断したりしないよう求める多言語表記の看板を置きました。今後も自治体や警察と連携し対策を取るとしています。
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