政治とカネの問題をめぐり、収支報告書に不記載があった自民党の参議院議員27人が、参議院政治倫理審査会に出席する意向を示し、与野党で開催に向けた調整が行われています。

12日は参議院政治倫理審査会の幹事懇談会が開かれました。

自民党は審査会への出席をめぐり、公開で臨む意向を示した2人は
▽太田房江氏と
▽松川るい氏、
幹事会に対応を一任するとした2人は、
▽法務大臣などを務めた森まさこ氏と
▽拉致問題担当大臣を務めた山谷えり子氏だと説明しました。

そして、幹事懇談会では4人について、公開の形で審査会を開催することを確認したうえで、今年度の補正予算案の審議日程も踏まえ、来週18日か20日を念頭に開催に向けて調整を進めることになりました。

また、傍聴をどの程度認めるのかなど公開の具体的な在り方については、今後、調整することになりました。

一方、自民党は、非公開での出席を求めている23人について、公開を求める野党側の意向も踏まえ、改めて公開か非公開かの意向確認を行っていると報告しました。

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