目次
-
「今年の漢字」とは
-
注目
歴代の「1文字」は?
「今年の漢字」とは
「今年の漢字」は、京都市に本部がある「日本漢字能力検定協会」が1995年に始めました。
その年の世相を表す漢字ひと文字を全国から募集し、最も多かったものを「今年の漢字」として、毎年12月12日前後に京都市東山区の清水寺で発表しています。
大きな和紙に一気に書き上げる様子は師走の風物詩になっているほか、その年を振り返るきっかけのイベントとして注目を集めています。
- 注目
歴代の「1文字」は?
第1回の1995年に選ばれたのは「震」でした。
この年には阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などが起きました。
20年前の2004年は「災」。
台風や地震、豪雨などの天災やイラクでの人質事件も起きました。
15年前の2009年は「新」でした。
政権が交代し、新内閣が発足。
イチロー選手が大リーグ新記録を達成し、また裁判員制度など新たな制度が始まった年でした。
10年前の2014年は「税」でした。
この年、消費税率が17年ぶりに引き上げられました。
5年前の2019年は「令」。
元号が「平成」から「令和」となりました。
4年前の2020年は「密」。
新型コロナが流行し、感染防止のため「3密」を避けるよう呼びかけられました。
3年前の2021年は「金」。
57年ぶりに日本で開催された東京オリンピック・パラリンピックで日本選手が多くの金メダルを獲得しました。
そして、おととし2022年は「戦」。
現在も続くロシアによるウクライナ侵攻が始まった年でした。
去年2023年は「税」。
2014年に選ばれて以来2回目でした。
1年を通して増税の議論が行われたほか、インボイス制度の導入などさまざまな制度改正や検討が行われました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。