警視庁によりますと12日午前9時前、足立区の京成本線千住大橋駅の高架橋から鉄骨が落下しているのをパトロール中の警察官が確認しました。

鉄骨は35センチ四方、長さがおよそ11メートルあり、高架橋の下の道路を完全にふさぎ、車の通行ができなくなりました。

高架橋の下を通る車両の高さ制限が表示された鉄骨で、なんらかの原因で高架橋から外れ落下したとみられています。

通勤や通学の時間帯でしたが、けが人はなく、現場では鉄骨を切断するなどしてクレーンでの撤去作業が行われています。

警視庁が鉄骨が落下した原因などを調べています。

近くに住む60代の男性は「人が巻き込まれていないか、心配でした。たまに車で通る場所なので怖いです。インフラの老朽化が進んでいるので、管理をしっかりしてほしい」と話していました。

また、80代の女性は「朝、ズシーンという音がしたので、地震かと思いました」と話していました。

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