愛知県岡崎市で、あおり運転をした疑いで、自営業・宮本卓司容疑者(47)が逮捕されました。
この記事の写真先月8日、宮本容疑者は、3車線の道路で、63歳の女性が運転する車を追い抜いた直後、ブレーキをかけるなどとして、女性の車を停止させ、危険を生じさせたとされています。
あおり運転で取り締まりの対象となるのは、後ろから極端に車間距離を詰めることだけではなく、ほかの車の通行を妨げる目的での急な進路変更や急ブレーキなどで、一発で免許取り消しです。
岡崎市周辺では、今回の逮捕事案以外にも、同じ車種による危険な運転が相次いでいました。
確認できただけでも、5件。いずれも同じナンバーの車です。
岡崎市の隣、安城市では、7月、赤信号で止まっていると、突然、前の車が、車線をまたぐように止まりました。それも、横断歩道の上に。信号が変わって、走り出したと思ったら、交差点の真ん中でハザードをつけて停止。ドライバーは、身の危険を感じて、通報しました。その後、黒っぽい車は、のろのろ運転に。ところが、いきなり車線変更して、急停止。後続車が、追突しそうになります。
被害を受けた人「不特定多数にやっているので、これは本当にひどいなと。衝撃というか、あぜん」
先月、踏み切りで撮影された映像。向かいからやって来たのは、あの車です。なぜか踏切を渡って、すぐに停車。後ろ側を写すカメラには、行き場を失った後続車が列をなしていました。
同じナンバーの車による危険な運転は、半径8キロの範囲に集中しています。宮本容疑者の生活圏とも重なっていました。
容疑者を知る人「普通には話ができないような人。お父さんは『好き放題に育てたから、わがままになってしまった』と。(Q.運転が荒いとか)それは聞いたことがない」
宮本容疑者は調べに対し「あおって運転したわけではありません」と容疑を否認しているそうです。
警察には、同じ車種によるあおり運転の被害相談が複数寄せられていて、関連を調べています。
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