航空自衛隊小松基地所属のF15戦闘機が、10日、飛行中に異常を知らせる表示が出たことから小松基地に緊急着陸したことがわかりました。けが人はいませんでしたが。滑走路が一時閉鎖されたため、民間機に遅れが発生しました。

航空自衛隊小松基地によりますと、10日午前11時半頃、基地所属のF15戦闘機が日本海上空を飛行中、機体の脚の部分に異常を知らせる表示が出たと言うことです。

これを受け、F15戦闘機は緊急事態を宣言し、約40分後の、午後0時10分頃、小松基地に着陸しました。この緊急着陸による、けが人はいませんでした。

この影響で、小松空港の滑走路は、午後0時9分から午後0時20分頃の間、閉鎖されたため、札幌行きの全日空と台湾に向かうエバー航空の2便に最大約20分間の遅れがでました。

小松基地によりますと、緊急着陸したF15戦闘機は、10日午前11時10分頃に小松基地を離陸し、基地から北におよそ150キロの日本海上で飛行中に、脚の部分に異常を知らせる表示が現れたと言うことです。

着陸後に調べた所、脚の部分には異常は無く、小松基地で、くわしい原因を調べています。

小松基地での緊急着陸は2021年11月に三沢基地所属の早期警戒機、E2Dがエンジントラブルで緊急着陸して以来となります。

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