成人を対象とした社会生活で求められるスキルを測る国際調査で、日本人の問題解決能力が世界一だったことが分かりました。

 OECD=経済協力開発機構の国際成人力調査は31の国と地域を対象に行われ、16歳から65歳までの男女およそ16万人が参加しました。

 この調査は成人の社会生活に求められるスキルとして「読解力」「数的思考力」「状況の変化に応じた問題解決能力」の3分野を測定するもので、日本は「状況の変化に応じた問題解決能力」でフィンランドと並んで世界一となりました。

 「読解力」と「数的思考力」は2位で、いずれの年齢層でもOECD平均を上回り世界トップレベルでした。

 一方、3分野ともヨーロッパ諸国が上位を独占し、フィンランドは3分野すべてで1位でした。

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