旅行客や輸出入貨物が増える年末を前に、違法薬物や金などが不正に持ち込まれるのを防ごうと、東京税関は10日、江東区の「青海コンテナ検査センター」で年末特別警戒(10~19日)の出陣式を開いた。原田健史税関長は「密輸はわれわれが阻止する」と訓示。期間中、検査体制を強化して取り締まりに当たる。

 東京港に到着した貨物を、麻薬探知犬や検査機器で調べる様子も公開。大麻などが隠されていないか確認していた。

 東京税関によると、管内では今年上半期に約380キロの違法薬物を押収。金の押収量は約330キロで、前年同期比の8倍超に上っている。

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