北海道内では12月10日朝から火事が相次ぎ、函館市では1人が死亡しました。
10日午前10時ごろ、函館市栄町の2階建ての住宅で「建物の1階と2階から火が出ている」と通行人から消防に通報がありました。
消防車10台以上が出動し出火から40分ほどで火はほぼ消し止められましたが、一時炎上し煙も住宅街に立ち込めました。
消防によりますと、住宅から40代くらいの女性が救助されましたが死亡したということです。
札幌市でも火事があり、激しく煙が上がりました。
豊平区水車町8丁目で10日午前10時20分ごろ、「2階建ての共同住宅の一室から出火」などと住人から消防に通報がありました。
消防車が出動し消火活動に当たっていますが、午前11時時点でも燃えているということです。
消防によりますと、この火事で90代の女性と男性の計2人がけがをしましたが、意識はあるということです。
さらに石狩市花川東で10日午前6時30分ごろ、土佐犬が飼育されている犬小屋で火事がありました。
火は約3時間30分後に消し止められましたが、犬小屋はほぼ全焼しました。
土佐犬10頭以上が飼育されていたとみられ、そのうち5頭が死にました。
飼育していた70代の男性は「犬小屋を暖めるために石油ストーブをつけて、コンビニへ行ったら燃えていた」などと話していて、警察が出火原因を調べています。
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