「YouTube動画のスクリーンショットをLINEで送れば報酬がもらえる」というウソの副業話で、三重県松阪市の30代の女性が、あわせておよそ150万円をだましとられました。
警察によりますと松阪市に住む30代の女性は2024年10月23日「動画を見たら150円」などと書かれた副業の広告をTikTokで見つけました。
その広告からLINEでのやりとりに移り「山崎愛莉」と名乗る人物のアカウントとメッセージのやり取りが始まりました。
女性は指示に従ってYouTubeの動画を視聴してスクリーンショットをLINEで送ると、最初はPayPayで200円が支払われました。
その後もスクリーンショットを送るたびに、1回あたり数百円の報酬がインターネットサイト上で支払われたように表示されたということです。
その後、報酬の金額をより高額にするため、課題のコースに応じた費用を払うように指示され、女性はインターネットバンキングを使って指定された口座に、10月26日から29日かけて9回にわたって計150万3000円を振り込みました。
しかし女性がサイトから報酬を引き出そうとしたところ、期間内に課題をこなせなかった延滞金として148万円を請求され、11月18日、親族に相談したことで事件が発覚しました。
女性はLINEのメッセージでのやり取りはしていましたが、通話はしていないということです。
警察は「SNSで勧誘する投資は詐欺の可能性が高いので信用しないで」と注意を呼びかけています。
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